テキストサイズ

ブルースカイ

第5章 美香

「そうなんや、近いから、街中でも会うかもね。」





「そうですね。会ったら遠慮なく声かけて下さいね。」





俺はうなずくと、フミにヘッドロックをかけたまま、ゆうちゃんの部屋に入った。





ヘッドロックを外すと、フミが文句を言ってきた。





「ソウ、ひどいやんか。自分1人で話して。好きなんか?」





「アホ、しつこいナンパみたいやったから、ドン引きやったし、可哀想やってん。」





フミは納得しきれない様子だった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ