一人ぼっちの姫
第4章 変化
キルトが世話係になって一週間。
本当に楽しい。
今まで、話し相手はアンリさん(世話係)しかいなかったし、
アンリさんも仕事があるからすぐに帰ってしまっていた。
でも今は、キルトがいる。
兵士であるキルトは、ずっと私と一緒にいてくれる。
『…さま!!…ルイ様!!』
「……っあ、ごめんなさい、聞いてなかったわ。」
『どうなさりました?
ボーッとして。』
「なんでもないわ、少し考え事をしてただけ。」
『そうですか。
では、話に戻りますね!!
もうすぐ、街でお祭りが開かれます。』
もう、そんな時期に…
『…実は、少しだけならばれないように外に出てもいいと、陛下に言われました。』
「…ほんとに?」
『はい!!』
本当に楽しい。
今まで、話し相手はアンリさん(世話係)しかいなかったし、
アンリさんも仕事があるからすぐに帰ってしまっていた。
でも今は、キルトがいる。
兵士であるキルトは、ずっと私と一緒にいてくれる。
『…さま!!…ルイ様!!』
「……っあ、ごめんなさい、聞いてなかったわ。」
『どうなさりました?
ボーッとして。』
「なんでもないわ、少し考え事をしてただけ。」
『そうですか。
では、話に戻りますね!!
もうすぐ、街でお祭りが開かれます。』
もう、そんな時期に…
『…実は、少しだけならばれないように外に出てもいいと、陛下に言われました。』
「…ほんとに?」
『はい!!』