テキストサイズ

一人ぼっちの姫

第13章 すれ違い離れていく

橋の下に行くと、ロートは本を読んでいた


「…またここにいたのね」



『ルイ、起きたのか』



「ええ、いないからびっくりしたわ、戻りましょう?
ご飯が冷めちゃうわ」




『もう少ししたら帰る、先に食べていていいよ…』



「…分かった、じゃあ私もここにいる。」



そういって腰を下ろした。



『え⁉…』



「駄目かしら?」


『…分かった』



「戻るときに言って」




『…うん』



ストーリーメニュー

TOPTOPへ