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一人ぼっちの姫

第13章 すれ違い離れていく

『…ここさ、すごく落ち着くんだよ。』


「分かる気がする…」


風通りがよくて、周りには綺麗な川がある。




普通に過ごしていたら見つけられないような場所。


だからこそ、ここに人がいることはめったにない。




人が多い町とは比べ物にならないくらい静か…



『ルイ…』


「何?」



『俺たちで、この国を変えることはできるのかな…』



「私たちだけでは無理ね。
…だから、いろんな人に支えてもらわないと!」



『そうだな…』






今度、の貴族の集まりがある。


私はその日に、王女の称号を引き継ぐことになる。


王女になればきっとこの国を変えられるはず…



ロートと協力して、この国を変える。




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