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一人ぼっちの姫

第16章 裏切り


ガチャっ


キルトが中に入ろうとしたので、私はすかさず止めた


「来ないでっ!!」


今来られたら、どんな顔をしていいのこ分からない…



『…では、そのまま聞いてください』



「…」



『ルイ様、私の気持ちはあの日から一度も変わっていません』






「…ほ、本当に?…私、信じていいの?」






『絶対にです』







ためらいなくいったキルトの言葉に、また涙が溢れた。













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