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一人ぼっちの姫

第16章 裏切り

なんで…


気が付くと私は部屋の前にいた。



「ぅわああぁ~んっ」


泣きじゃくった、


今までいないくらいショックで、



むなしくて…


静かな部屋に響き渡る泣き声





どれくらい時間がたっただろう…



足音が聞こえた




ロートかな?




私とび出してきちゃったから、

謝っておかないと…


足音は部屋の前で止まった。










『ルイ様…』











それは、すごく聞き覚えのある声で





懐かしい声…









「キ…ルト?」






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