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一人ぼっちの姫

第21章 永遠の愛



朝が来て、私はいつものようにのご飯を食べていた。



〈カタン。コトン。〉


窓の外から、

馬車が揺れる音がした。



食べかけのご飯を残して、急いで外に出た。



みんなも音に気づいたのか、外にはたくさんの人がいる。


何台もの馬車が止まっており、そこから何千人もの男たちが下りてくる。


よかった。


そう思った、でも。



いない…



キルトが、いない…




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