テキストサイズ

一人ぼっちの姫

第2章 日常

部屋には、寝転がるだけで埋まってしまうような小さなベット。


机、同じ真っ白の服が何枚も入っているぼろぼろのタンス。

あとは…


町の様子がすごくきれいに見渡すことのできる

小さな窓。


町の様子を知る、唯一の方法




町で楽しそうに遊んでいる子供たちが羨ましい。


きっと、毎日が楽しいんだろうな…


寂しいよ…




それでも、涙は出ない。



とうの昔に、枯れてしまった。










ストーリーメニュー

TOPTOPへ