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一人ぼっちの姫

第9章 お話

『いいご身分ね…
王女になれるからって上から?

[よかったわね]?
よけいなお世話よ!!!』



「え、そんなつもりじゃ…『大っ嫌い!!』



『あんたがいなければ、私が王女のはずだったのに…

私が、ロート様と結婚するはずだったのに!!!』




「……」




『何とか言いなさいよ!!』





「…」





カレンは、ドレスからナイフを取り出した。

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