テキストサイズ

一人ぼっちの姫

第11章 気持ち

あの事件から1週間。

アンリは命に別状はなく、何日かして目を覚ました。


それでも、罪悪感は消えない。



キルトはずっと、不安で押しつぶされそうなわたしを支えてくれていた。




結局、あの日のことを、陛下もマリー様も知らない。


何もなかったように一週間が過ぎた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ