
王子様達の愛
第12章 ついにパーティーで…
深呼吸をして会場の扉をあけた。
リアンは一世一代の大切な日である。
「王様本日は私の為…いゃ、このような
庶民のわたくしにこのような会を開いて
いただき感謝します。
何卒これからもよろしくお願いします。」
と老人に挨拶をした。
「リアン。お前にとって一世一代だ。
よく考えてきたんだな?
すまないな、こんな無理強いっぽく。
でも、お前さんには苦労して欲しくはない。
せめて、この老いぼれからの
少し早いプレゼントと思っては
くれぬか?」
と言われ。
「ありがたきお言葉。感謝致します」
とだけ言い老人はパーティーの司会をやる
ので司会の場所まで戻られた…
