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この手を離さないで

第3章 生徒会へようこそ!

友「でさ、結翔がね~…でさ~。」

彼氏とののろけ話。
めんどくさいから受け流す。


麻千架「はいはい、それは良かったですね~」

登校中もずっとこの話。

教室に居る今だって。

どんだけ彼氏が好きなんだよ。


っあ!友に言わなきゃ。生徒会のこと。


麻千架「あのさ、友『ピンポンパンポン、2年E組、菅原麻千架さん、飯田友さん生徒指導室に今すぐ来てください。』」

いま、友に話そうと思ったのに。

良いタイミングで放送流しやがって。


麻千架「行くよ、友。」

私達何かしたかな。

スカート短いから?

ヤバいよ、これ以上長く出来ないんだけど。


友「麻千架、何かした?」


私はスカート以外悪いことしたことないんだぞ!?

麻千架「してない。スカートかな?」


友「分かんない。」


そんなこと話してる間に着きました。


ジャジャーン、生徒指導室。


ちょっぴり遠かった。

入ることないなって思ってたのに。


-コンコン-


友「失礼します。」

親友のあとに続いて…

麻千架「失礼します。」


先生「どうぞ。待ってたよ、入って。」

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