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この手を離さないで

第5章 やっぱり芸能人!?

麻千架「出来たよ。」

咲「わ~い。カレー大好き!」

麻千架「良かった。」

光「では…」

漣以外「頂きます!」

漣「頂きます…」

漣君、お腹空いてないのかな?

麻千架「漣君、お腹空いてない?」

漣「いや、腹ペコ…」

漣君って感情読みとりづらい…

光「うま!」

光よ、君の嫌いな人参がどっさり入っておるぞ(笑)

あ、紅君と目があった!

麻千架「ハハハハ(笑)」

紅「ギャハハ(笑)」

2人とも、大笑い!

光「なんで、笑ってんだよ。」

紅「光の嫌いなものがたくさん入ってるんだよ。」

光「っえ!何?」

麻千架「人参!」

光「ウソ!全然味しないよ。」

紅「おろしていれたから!」

光「そっかあ!でも上手いよ!」

麻千架「ありがとう。」


私の前に座っている漣君はホントに少しだけ眉間にシワが…

漣「麻千架…」

麻千架「ダメだよ。ちゃんと食べてね。美味しいから!」

漣君、ちゃんと顔に感情が出てたな。

よく見ると、出てるんだ

私が気付かなかっただけなのかもな。

心「ご馳走さん!」

心君、早いな。

麻千架「お粗末さま。」

咲&光「ごちそう様でした。」

紅「食べ終わったら、台所持って行って。ごちそう様でした。」

麻千架「ごちそう様。」

漣君、遅いな。(しいたけのせい)

けど、きちんと食べてる!?

良かった。

漣「ごちそう様。」

麻千架「美味しかったでしょ。」

漣「やっぱり嫌い…」

時間がかかりそうだな。

麻千架「頑張って食べれるようになろうね。」

紅「お、食べれたんだ!あの漣が!?」

漣「うるさい…」

紅「漣はホントに嫌いだからね。俺初めて食べたの見た!」

そんなに、嫌いなの!
なんで、逆に食べてくれたんだろう。

まあ、いっか!

紅「洗いもの終わったら、話があるからここに残って。」

何の話?

明日のご飯の話かな。
麻千架「分かった。」

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