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この手を離さないで

第11章 おかえりー!

咲「でねー監督が~でさ(笑)」

麻千架「ウケるね!」

みんなで土産話に花を咲かせ中。

面白い話がいっぱい。

もう、バーベキューは終わったけど。

心「漣にそっくりなヤツもいたよ!!」

漣「そうなんだ。会ってみたいかも…」

みんなが生き生きしていて、楽しい。


久しぶりの再会だからね

映画も、無事に撮影が終わり良かったよ。


咲「っあ、そうだ!はいこれ。」

咲君と友は2人でなにやら良いムード。

ん?何か渡してる?

お土産か~私は貰ってないよ…

紅「麻千架、はい!」

紅君がくれたのは、可愛らしいキーホルダーと、うさぎの人形。

麻千架「わあ~ありがとう!チョー可愛い。」

紅「どういたしまして」

キーホルダーは、友とお揃いだった。

紅「漣に、俺の心を取られたから、漣の麻千架と話そうかな~」

っ!『漣の』って!

麻千架「な、何言ってんの////」

しかも、地味に『俺の心』って

まあ、心君と紅君は仲良しだからね~

紅「冗談だよ(笑)」

だよね~なのに何で照れてんの?

紅「漣と心が何か真剣な話をしてるっぽいんだよね。」

麻千架「何の話だろうね~?」

紅「さあな。恋バナとか?」

麻千架「そんな話するんだ!」

漣君は誰の事を好きなんだろうか?


私の知らない人?

何で、私はこんなに漣君の事が気になるの?


私には、銀魂があるでしょ!


あ~分からないよ!!

紅「っあ~漣が友ちゃんを呼び出してる!」

っえ!


まさか、友の事が好き?

確かに、漣君は友とどこかに消えていった…


何で?


どうして?


告白?


私の中はハテナでいっぱいに…


咲君は寂しそうな顔をしてるし…


漣君と友は何を話しているの?


何故…


私はこんなに漣君のことが気になるの?

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