ヤンキー守護レイ
第29章 お店の小鳥。
カランコロン
おじいさんに言われた通り
今日もお店に来てみた。
も「あのぉおじいさん…?」
相変わらず狭い道を進む。
あれ?
どこにもいないや…
お店の中でポツンと
立っていると、
「ピー!ピーピピィ!」
どこからか聞こえる鳴き声。
も「あっ…」
鳥籠…?
布のかぶせられたカゴ。
布をとってみる。
も「ぅわぁぁ!
可愛いぃ~♡」
そこには小鳥2匹に、
別のカゴにハムスターが1匹
入っていた。
も「さ…触れるかな…」
小屋に手を伸ばす。
お「触れるよ。」
ビクッ!
反射的に手を引いてしまう。
お「ふははっ
君が来たらこいつらを
紹介しようと思っていたんだ。」
おじいさんはそう言いながら
鳥籠から鳥を一匹、
取り出し、指にのせる。