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ヤンキー守護レイ

第33章 父として。



酔った俺の目は、

ももかを“あいつ”と
重ねてしまった。



そしてももかに


絶対にしてはいけない
ことをしてしまった。



泣いているももかを見ても、俺にはあいつにしか見えていなかった。



そ「姉ちゃん‼」



その言葉にはっとした。



…こいつは…ももかだ。



俺「…おま…のせいだ。」



も「っ……ぅぅ」



俺「あいつが死んだのは、



お前のせいだよ‼‼」













最低だ。

















俺なんかもう、


父親じゃない。






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