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完熟の森

第24章 桜

僕達はブランケットの上に座り、雫はワインを僕は冷たいお茶を飲んだ。


大量に作った弁当はさすがに全部は食べれなかったけど、僕はおにぎりを4つも食べた。


雫は笑ってた。


ワインで機嫌が良く、ニコニコしてた。


すると、ワイングラスに花びらが一枚落ちてワインに浮いていた。


雫はそれを見て、少し悲しい表情をした。


「綺麗なのは一瞬で、短いのよね…」


僕は黙っていた。


黙って、雫にキスをした。


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