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完熟の森

第25章 ハンモック

僕は物置から脚立を出し、ハンモックを設置してやった。


去年のより大きそうで気持ち良さそうだ。


ふと去年と雫に出会った日を思い出した。


あの日ここにハンモックがなければ僕達は出会わなかったかもしれない。


そう思ったら、ハンモックがめちゃめちゃ大事なモノに思えてきた。

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