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完熟の森

第25章 ハンモック

「雫、出来たよ。乗ってみて」


傍で作業を見ていた雫が、ワクワクした顔で頷き、ハンモックに乗った。


「気持ちいい。千晶も来て」


僕は脚立を降り、バランスを崩さないよう、雫の寝そべっているハンモックに乗った。

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