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完熟の森

第26章 雫と家族と僕

自転車をかなりダラダラ漕いだ。


気が重かった。


母さんを説得する自信がない。


母さんは高校生らしいお付き合いを望んでる人だから。


でも僕と雫の為…逃げるわけにはいかなかった。


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