テキストサイズ

完熟の森

第26章 雫と家族と僕

結局、寛大な?父さんのおかげで僕は今まで通り、
雫の家と自分の家を好き勝手に行ったり来たりして自由に過ごした。


ただ、近所のスーパーだけは母さんに悪いから二人では行かないようにした。


父さんが話してくれた駆け落ち話はあれっきり聞いていないけど、
いつかもうちょっとその話を聞いてみたいと思う。


その時、僕の隣には雫も居てくれたらいいな…なんて思ってしまった。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ