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完熟の森

第27章 雫と僕

雫は何に悲しんでいるのか…


体は僕を求め僕に応え100%僕に満たされているのに、雫の心にはまだあの男が残っているのではないだろうか…


陳腐だが、そんなふうに考えてしまう。


だから、また僕は抱く。


雫の心が僕でいっぱいになるように想いを込めて。


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