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完熟の森

第29章 最高のシチュエーション

そう言いながらも、雫の横顔がまだ濡れた髪で美しく色っぽく見えた。


「じゃあ、最高のシチュエーションにしよう」


僕はゆっくり雫の顔に近づいて、優しくキスをした。


それは何度も繰り返され、気づけば夜が強くなっていた。


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