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完熟の森

第1章 プロローグ

学校の先生じゃない。


優しいお姉さんだ。


「あのね、クラスのメイちゃんとアスカちゃんがね喧嘩して…

ボクはね悪くないのに急にボクが悪いって言うんだよ。

ボクはみんなと仲良くしてるし、優しくしてる。

喧嘩だってしないよ。
どうしてボクが悪いの?」


僕は真剣にお姉さんに聞いた。


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