テキストサイズ

完熟の森

第1章 プロローグ

お姉さんは少し微笑んでこう答えた。


「あのね、みんなと仲良くするのは良いことだよ。

でもね、女の子に優しくするのは、気に入った子一人だけにしないと。

ボクはメイちゃんとアスカちゃんとどっちがお気に入り?」


「う~ん、メイちゃんかな…

メイちゃんボクの好きな色の折り紙いつもくれる」


「じゃあ、優しくするのはメイちゃんだけにするのね」


「分かった」


僕は意味は分からなかったけど、
どうすればいいのかは分かってスッキリした。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ