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完熟の森

第32章 祭り 1

雫は駅に近いビルに入った。


エレベーターに入り、そこの最上階を押した。


なるほど、飲み屋か…


ビルに入った時、看板で分かった。


エレベーターが開くと、この街にもこんな店があるんだと思わせる、雰囲気があるバーだった。


カウンターの渋いバーテンダーが雫を見て「久しぶり」なんて親しげに言ったからちょっとムカついた。


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