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完熟の森

第33章 祭り 2

鏡に映った僕は浴衣と髪のせいか確かにいくつか上に見えた。


高校生には見えないな。


なんか父さんにもなんとなく似ているような…


でも顔はどこも変わってない。


「千晶、イイ男でしょう」


雫は僕の前に立ち襟元から手を入れて、僕の胸を撫でた。


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