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完熟の森

第5章 誘惑の森

森に近づくとちゃんと入り口らしき道があった。


舗装はされてないが、車は通れる広さで往来されてる形跡もある。


僕は少しがっかりした。


遠くから見るともっと神秘的で草木が生い茂っているようなイメージだったが、実際は木々も疎らで割と辺りが見渡せる雰囲気だった。


でも僕は理音の手を引いて、森へ入った。


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