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完熟の森

第36章 僕へのプレゼント

「雫…俺からもプレゼントがあるんだ」


僕はナプキンで手を拭き、ソファーに置いていた雫へのプレゼントを取りに行き、雫に渡した。


「雫、メリークリスマス」


「ありがとう。千晶、忙しいのにプレゼント用意してくれたのね」


「雫のような凝ったプレゼントではないけどな」


「開けていい?」


「ああ」



雫は袋から出しラッピングされた包装紙を丁寧に開けた。


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