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完熟の森

第37章 受験本番

雫の手が僕の後頭部を撫で、何度も何度も口づけを交わす。


甘いキス音は部屋に響いていた。


唇を離すと雫はイタズラな笑みで「満足した?」と聞いた。


「全然足りない。もっとだ」


僕達の甘い時間は穏やかに過ぎていった。


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