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完熟の森

第38章 大人的ディナー

最初にシャンパンが運ばれ、ウェイターがポンとコルクを開け、僕達のグラスに注がれた。


「千晶、乾杯しましょう。改めて合格おめでとう。」


グラスを上げ笑みを向ける雫は極上の女だ。


「ありがとう。」


僕もグラスを取って、雫と二人乾杯してそれを口に運んだ。


でもお酒って分かってたから、ちょっとずつ飲む程度だった。


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