テキストサイズ

完熟の森

第41章 簡単な結末

「キャッ、何?超びっくりなんですけど…」


「悪い…」


「晴れて卒業なのに機嫌悪い?珍しいねえ」


「マジ、気分悪いから絡むな」


「了解…もうご飯だって言いに来ただけ。お母さんがご馳走作ってくれてるよ」


「分かった」


美梨はキャッチした枕を投げ返して、階段を下りて行った。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ