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完熟の森

第41章 簡単な結末

ドアを二回ノックしてドアを開けると、雫はパソコンに向かっていた。


「荷物取りにきた」


「そこにあるわ」


雫はカチャカチャと手を休めず、僕に背を向けていた。


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