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完熟の森

第47章 完熟の森

「新堂先生、格好いい!」


「彼女いる?」


「生徒に手出すなよ」


仕方がない。


この年代は色恋に目覚めたばかりの好奇心旺盛な年頃ばかりなのだ。


「はい、静かに。
僕は大人ですから、大人の女性が好きです。
後はプライベートなので君達に話す事はありません。

授業始めます」


僕の授業を静かに聞く少年少女達は幼くもあり、
色気もある不思議な年頃だ。



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