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完熟の森

第7章 僕の部屋

僕達はベッドに寄りかかり、並んでお茶を飲んだ。


理音の甘酸っぱい香りがした。


ダメだ。少し理音から離れよう。


僕はベッドに上がり横になった。


しかし、逃げた場所が悪かった。


理音もベッドに上がり、僕の横に来てピタリと寄り添った。


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