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絶対内緒!

第1章 in プール



「....っっえ??」


目を開けると、
まだ小学生くらいの女のコが
私の前でプカプカ浮いていた。


修は指を止めて
女のコと目線を合わせた。



「大丈夫??....なんか苦しそうだったから、心配になっちゃって」


女のコは
首をかしげて私を見た。



「ありがとう大丈夫だよ」


「そうそう、お姉ちゃんね気もちがってるから大丈夫なんだよ」


修は面白そうに

クッと笑っている。


「っっばかっ」

私は、小さい声で
修を叱る。


「そうなんだ、お姉ちゃん、苦しいんじゃなくて気持ちいいの??」


....疑問系だよね



「気持ちいいよね、俺の指」


「っば....っっ」


「え、指?」


女のコは
不思議そうな顔で修を見た



「ううん、何でもないよ」



「そっか。じゃあね、苦しいんじゃなくてよかった!ばいばい」

「ありがとうね」


女のコは
「まま、お姉ちゃん、気持ちいいんだって!」


って叫びながら
人波に消えていった。



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