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あたしは誰のもの?

第12章 冷華と千草の過去



「はい、これ」


空になった弁当の中身


なくなってる・・・


「あ・・・・・・」


「ねぇ、アンタさ。人苦手?」


「・・・・・・っ」


あたしは下を向く


「ふぅん、人見知りか!」


「・・・・・・」


「なんか答えてよ」


「・・・・・・」


「んもー・・・アンタ友達は?」


「・・・・・・」


「こんなじゃあ、いないか!」


「・・・・・・ッ」


「じゃあさ、うちと友達になる?」



「・・え?」


あたしは驚いて顔を上げた



 

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