あたしは誰のもの?
第12章 冷華と千草の過去
あたしは彼ら過ごしていく内に彼らに対しての恐怖は薄れていた
まぁ・・・琉星くんと哉夜くんは相変わらず・・・だったんだけど
正直、心を許していったのは千紗さんと千草くんだけ
そんな日常に慣れて、時は過ぎて
あたしと千草は2年
哉夜、琉星、千紗さんは3年へと進級した
「んーッ!無事進級ッ!」
「琉星、よく進級できたね」
「まぁな!」
「出席日数だけが取り柄だったからな」
「哉夜、俺は勉強もできる」
「・・・・・・は?」
「冷華も!進級できたね」
「あ、うん・・・できた・・・・」
「よくできました!」
頭を撫でられる
「千紗?言っとくけど千紗より冷華の方が成績いいからね?」
「黙れ、千草」