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それから･･･

あたしたちにとって大きく変化する出来事があったのは、


もう少し後のことだった



｢ねぇ、冷華ちゃん｣


｢ん？なんですか？千草くん｣


｢タメなんだからさ、いい加減敬語やめない？｣


｢あ･･･でもあたし、こうゆうの慣れてないから｣


｢じゃあ、慣れようよ！ね？｣

恋なんてしたことない

する機会なんてないと思っていた


何も知らないあたしは月が経つにつれて、

千草の存在が気になるようになっていた