
あたしは誰のもの?
第13章 裏切りと幸せ
「ふざけんな・・・・ふざけないでくれ・・・」
千紗はそんな琉星にいえる言葉は"ごめん"だけだった・・
「・・・・ねぇ千紗」
僕はやっと口を開く
「"QUEEN"、どうするの?」
「冷華に任せたいと思ってる」
僕らは驚きはしなかった
予想はできてたから
「冷華は承諾したの?」
「ううん・・・してない」
「だよね」
「でも冷華は3人が納得したらやってくれる、はず」
はずって・・・・
そんな曖昧で大丈夫かな?
「なぁ、どうして急にカナダ行きたくなったんだ?」
琉星が千紗にそう問う
