あたしは誰のもの?
第16章 溢れ出す想い
「え・・・・・・・・・・・」
あたしの身体になにかで打ち抜かれたような
そんな感覚が走った
ドンッとなにか・・・とても重いもので・・
「・・・冷華、僕は冷華に伝えたいことあるんだッ!!お願いだ、も「やめてッ!!」
ピタッと千草が止まる
「それ以上は言わないで・・・もう・・・ッ!!」
ガタッ!!
「冷華ッッ!!」
冷華はその場から離れた
一瞬でもこの場にいたくなかった
「はぁッ・・・・!はぁ・・・ッ」
冷華は走りながら携帯を取り出した
琉星の名前を探し出して、通話ボタンを押した