あたしは誰のもの?
第16章 溢れ出す想い
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数分してからバンッと乱暴に扉が空いた
「そんな乱暴に開けんなよ~壊れたら弁償だぞ?」
ニヤニヤとしながら隼は言った
「~~ッ!?おい和泉!なにしてんだよ」
「え?」
和泉が冷華を膝枕をしていた
「椅子に直接頭を乗せるなんてそんなひどいことを女の子にするわけないでしょ?」
雄汰は和泉から冷華を奪い取るように抱きかかえる
「触んなつったろ」
怒りながらもうれしそうな顔をしている雄汰に4人は温かい目で見た
「・・・冷華は俺が送る」
「俺もついて行こうか?」
流架もニヤニヤしながらいう
「来るな」
そういうと入ってきたときとは逆に冷華を大事に抱えながらゆっくりと扉を出て行った