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あたしは誰のもの?

第16章 溢れ出す想い






――雄汰side


冷華を座席に座らせ、少し後ろに倒すと雄太も車に乗った


「・・・・・・・・」

雄汰は冷華の頬に触れる
そして優しく微笑む


「やっと会えた・・・・冷華・・・」


そっとキスをする


「あー・・・このまま俺ん家につれていきたい・・・」



でもそんなことしたら嫌われる
もっと嫌われる


そんなの絶対に嫌


冷華と会えた嬉しさと滲み出ててくる自分の欲

理性を抑えながら車を発進させる




 

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