あたしは誰のもの?
第17章 元GUEEN
「千草も知らなかったの?」
冷華がそういうと千草は素直に答えた
「うん。だってさっき久しぶりに電話がかかってきたと思ったら冷華の家教えろって脅してきた」
「脅してねーだろうが!」
アハハー・・・千紗さんらしい
すっごく久しぶりに2人の名コンビが見れるのか・・・
「せめてもしもしの一言はほしかったよね」
「あれがうちの挨拶」
「え、じゃあなに?電話するたびにあんなこと言うの?冷華を知らないひとにも?」
「お前は小学生か!」
あー久々だわ
うんうんとそんなこと思っていた
「・・・・・・・で。なにしにきたの?」
「あ、そうだ!冷華を助けにきたの」
「「え?」」
千紗の言葉に千草もそういわれた本人である冷華も驚いた