あたしは誰のもの?
第17章 元GUEEN
「哉夜・・・・・・・・琉星・・・・・・・・・・」
「僕も冷華だってそうだよ」
千紗は千草とあたしを交互に見る
冷華はコクッと頷いた
「「「「おかえり」」」」
「・・・・・・ただいま」
ひさしぶりに5人揃ったあたしたたちは、
まるで離れた時間を埋めるように過ごした・・・・・
―――――――――――・・・・
「―・・・・そんなことがあったの」
3人が帰ったあと、
千紗に今まであったことをすべて話した
雄汰さんのこともすべて・・・・
「・・・・それで・・・哉夜たちに・・告られて・・・から・・・雄汰さんにも」
「えー!あいつもか・・・」
「あたし、まだ信じれなくて・・・雄汰さんが信じられないとかじゃなくて・・・・」
"恋"が信じれない・・・
「・・・冷華・・・」
「みんなは待ってくれる、て言ってくれたけど返事は早く返したいなって思ってる。だから「焦ってるの?」
冷華の言葉を遮って千紗は言った
「あいつらは本気なのよ?雄汰だって冷華に酷いことしたけどさ・・・雄汰も本気よ・・・本気で冷華が好きなんだよ」
冷華は俯いた
「だからさ、みんな本気なのに早く返事出したいからって焦ってちゃんとした気持ちを見つけられないで言うよりも時間かけてゆっくり探しだす。んで本当の自分の気持ちをみんなに言うべきなんじゃないかな?」
「本当の自分の気持ちなんて・・・」
「ないとでも言いたいの?それはちがうんじゃない?」
「ちがう?」