あたしは誰のもの?
第17章 元GUEEN
元QUEEN,千紗side
「スー・・・・スー・・・・」
可愛らしい寝息をたてて冷華は寝ている
そっと頭を撫でる
「さて・・・と」
起こさないようにそっと立ち冷華の家から出る
・・・
アイツにうちなりに成敗してやるか!
ニヤッと自然と口がにやける
―――――――――――
チリン
「ん?お客さんか」
この店の店員らしきひとがくる
「え、なにきみひとり?」
男は少し驚いた顔をしてうちをみた
「ん、そう。んでさ、雄汰いる?」
「あー雄汰の知り合いか。あそこにいる」
男が指を指した方向を見ると雄汰がいる
「雄汰ぁぁ!」
突然自分の名前を呼ばれたことに雄汰は驚くが、
その呼んだひとを見てさらに驚く
「千紗!?」
「久しぶり」