あたしは誰のもの?
第17章 元GUEEN
「・・・・え?なんでいんの?千紗はたしか・・・」
「今日帰ってきた」
「あー・・・なんでまた急に」
「理性がぶっ飛んだ野獣から冷華を助けるため?」
「それって・・・俺らのこと?」
その俺らには哉夜、琉星、千草が含まれているんだろう・・
「そうよ」
カッカッとヒールの音をたてながら雄汰に近づく
そしてそのまま・・・・
バキィ!
と鈍い音がたつ
「「「「「・・・・・え?」」」」」
雄汰の友人らしきひとたちは突然の出来事に唖然とした
「ふぅ・・・久しぶりだったけどきれいにはいったわね」
うちの華麗な回し蹴り
「~ッ」
ヒールが雄汰の頬にまともに当たったため相当な痛みが走る