あたしは誰のもの?
第20章 エピローグ
ぼふっ
ホテルの部屋のふかふかのベッドに飛び込む
「ふぅ〜楽しかったけど疲れたね!」
挙式、披露宴を終え夫婦での最初の夜を迎えようとしていた
「そうだねー」
千草はものすごくわくわくした声で返した
「ふふ...まだ余韻が残ってるの?」
「んー?どうして?」
「だってすごく嬉しそうだから...」
「確かにすっごく幸せだったし楽しかったけど
ボクが一番楽しみにしてたのは」
ドサッ
千草が冷華の上に覆い被さるように乗る。
「ボクたちの夫婦としての初夜、なんだけど♪」
「ッッ!」
そうだった
千草は...こんな性格だったわ.....。