
人妻と、イケないこと。
第1章 はじまり
「亮太、さん…!」
「…なに」
振り返った亮太さんの首に手を回して、
「お願い…もう、我慢できないの。」
「…で?」
「私のこと、めちゃくちゃにして」
「やばい、可愛い」
とろけるような笑みを浮かべた亮太さんは、私の後頭部を手で押さえて深いキスをする。
「ふぁっ、あ…ん」
おもむろに私の脚の付け根に手を伸ばし、液を手で掬われる。
「あっ」
「はは、もうこんなにぐしょぐしょ」
キスが終わる。
すると亮太はまたバスタブのふちに私を座らせ、脚を広げさせる。
「あれ、まだ見てるだけなのに、さっきより濡れてるけど?」
「……」
羞恥のあまり俯くと、亮太さんはそこを舐めはじめる。
「あっ!いや……ぁ、」
浴室にぴちゃぴちゃという淫靡な音と、私の嬌声が響く。
