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あいつの監獄

第3章 恐怖と優しさ

「ずっと不安そうな顔してたからさ、そりゃそうか」

「ごめん、」

「謝ることじゃないだろ」

「そっか」

「まぁ昨日の夜のお前の顔は最高だったけど」

昨日の夜…?

「なッ//」

「気絶するなんてよっぽど気持ち良かったんだな?」

「ち…ちが」

「また気持ちいいことする?」

「なに言って…んッ」

いつのまにか私の口は
塞がれてて

ペロッと唇を舐めて
離れた海翔の唇に
私は求めるように
自分からキスをした


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